2021年6月に購入したブロンプトン S6L-X。
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上のようにすぐにカスタムに着手してクラシカルとレーシーを混在させたちょっと迷走気味(笑)に進んでいたのですが、ここにきてようやく方向性が固まりカスタムもほぼ完了したのでご紹介!
あれ?S6L-XからS6E-XにカスタムしてたけどS2E-Xなんて持ってたっけ??
と思われた方は鋭いです!
この度のカスタムで2速化を果たしました。
そのへんも簡単に説明してますので、少し長くなりましたが最後まで読んでみてくださいね!
BROMPTON S2E-Xのカスタム紹介
ブロンプトンでは、フロントキャリアブロックやクランプなど樹脂丸出しの純正パーツが使われています。
全てをアルミやチタンなどの金属パーツに交換すると外観上はかなりまとまり感が出て美しいんですが、一見チープに見える純正パーツにも意味があり、輪行時にぶつけたり転倒した際の衝撃を逃す(クラッシャブルゾーン)ように考えられています。
ガンガン輪行してガンガン走られる点を気に入って購入したブロンプトン、それが見た目重視すぎて機能性を低下させることは避けたかったので個人的に特に重要と思われるパーツは純正をそのまま使用しています。
ご注意ください
これは私の個人的な考えであり、あらゆるカスタムを否定するものではありません。
ハンドルバー・グリップ
- ハンドルバー:NITTO for shred bar
- グリップ:Cinelli - Mike Giant Artグリップ
アップスイープ6度、バックスイープ3度という角度が付いており、純正と比べて手前方向はあまり変化ありませんが、上方向には少し角度が増えているので乗りやすくなった気がします。
純正はマットシルバーといった感じですが、こちらは艶ありシルバーで見た目が断然好みになりました!
ハンドル幅は純正が520mmですが、両端を10mmずつ短くして500mmにしてもらいました。(NITTO for shred barの元の長さは650mm)
短くなったので安定感は少し劣りますが、街中での扱いやすさはアップしたと思います。また、うちの奥様はかなり小柄なのでこれくらいでちょうど良いです。
グリップは、赤色の主張が強いマイク・ジャイアント アートモデル。
マイク・ジャイアント氏はグラフィック/タトゥーアーティストなんですが、こういった自転車パーツやアパレルのデザインもされています。
完全にデザインに惹かれて購入しましたが、個人的には金属製のグリップエンドは好きではありません(笑)
ブレーキ・シフトケーブル
- ブレーキケーブル:日泉ケーブル
- シフトケーブル:日泉ケーブル
ブレーキ2本はクリアブラック、シフター1本はクリアゴールドにしました。
1本だけゴールドを入れることで差し色にしたんですが、他の部分でもゴールドを使っているので少しくどくなった気もするもののキレイなカラーなので大満足です。
ブレーキの引き具合の変化は・・・正直わかりません(笑)
ヘッドセット
- ヘッドセット:Chris King - Grip Nut
ブロンプトンのヘッドセットと言えばクリスキングと言っても過言ではありませんよね。
シルバーに白字で"CHRIS KING"のロゴが入っているだけで非常にシンプルなものです。(悪く言えば全然目立たない)
これも自己満足パーツですね。
フロント小物
- ケーブルフェンダーディスク:H&H - Brompton Cable Shield
- ハンドルステムキャッチ:H&H - Stem Catcher
- 前輪フック:Multi-S - New E-Hook Aluminium
E化(フェンダーレス化)する場合はFブレーキケーブルの干渉を防ぐためにケーブルフェンダーディスクというパーツを取り付ける必要があるんですが、純正パーツが激しくダサいので、これだけはいくら純正が考えられたパーツとは言え全力で阻止!笑
ステムキャッチもゴールド(ちょいお下品?)
前輪フックは折りたたんだ際に車体が斜めにならないよう対策されたパーツを取り付けました。
シルバーで統一感が出たんですが、これ1個が6,600円とちょっとお高いのが残念。
サドル
サドル:TIOGA - UnderCover Stratum チタン中空レール
これは190gと、とにかく軽いのが特徴なんですが、クッション性が非常によく長時間乗ってもお尻が痛くなりにくいのですごく気に入ってます!
フロント・リアライト
- フロントライト:CATEYE - VOLT400XC
- リアライト:busch&muller - TOPLIGHT 2C permanent
CATEYE製ですが、サイドにブロンプトンロゴが入っている純正品です。
リアは反射板(赤色部分)の両サイドにC型のLEDライトが内蔵されています。
常時点灯しかパターンがないのが少し残念な仕様なんですが、充電が切れても反射板として機能しますし、サイズ的にもスタイリッシュなのでかなりおすすめなパーツの一つです。
気に入ってるので別のブロンプトンにも同じリアライトを使用しています。
クランク・ペダル・チェーンリング・チェーン
- クランク:SUNXCD - FunRIDE CRANK&SPIDER
- ペダル:MKS - SYLCAN TOURING NEXT Ezy Superior
- チェーンリング:TA - シクロツーリスト 5VIS
- チェーン:KMC - X9S
シルバーのシンプルな見た目にしたかったのでこれらの組み合わせになりました。
サンエクシードとTAの組み合わせはめちゃくちゃお気に入りです!
ペダルは私の自転車では定番中の定番、MKS(三ヶ島製作所)のEzy Superiorシリーズ。
この組み合わせ、美しすぎません??
(しかも、お値段も意外にお手頃なんですよ!)
チェーンはゴールドじゃないか!と思われるかもしれませんが、これは以前使用していたクランク・チェーンリングに合わせて交換したものです。使えるのにわざわざ交換するのはもったいないのでそのままです(笑)
フロントハブ
- フロントハブ:Phil Wood - Front Brompton Hub
クリスキングのヘッドセットに並ぶブロンプトンの定番カスタムパーツ、フィルウッドのフロントハブ。
スーパーライトモデルの純正ハブも回転性能が高いものが使われていますが、さらに性能アップしています。元々がゴリゴリしていたわけではないんですが、ヌルヌルと滑らかに動いてくれるのが実感できますよ。
リアホイール
- リアホイール:BROMPTON純正 - 2速 スーパーライト仕様
今回のカスタムで一番のアピールポイントがこれ!
6速から2速に交換したので名称もS6E-XからS2E-Xに変わりました。
一応、スーパーライトのダブルバデットスポークを使用して組んでもらっているので完全にスーパーライトモデルですね。
6速に比べるとギア比の幅はもちろん狭くなってしまったんですが、左右のシフターを駆使して走る必要がなくなり+/-の切り替えだけになったので操作も動作もかなり軽快になりました。
とは言え、嫁様が乗るには少し重い気がするのでリアコグかチェーンリングを交換するかもしれません。
テンショナー・プーリー
- テンショナー:RIDEA - BCT2S
- プーリー:RIDEA - BCT2P
ここも純正は樹脂製なんですが、しなりがあるため微調整が不要であったり、ぶつけてもフレーム側にダメージが伝わらないという大きなメリットがあります。ただ、見た目重視で交換してみました。
プーリーは純正を使ったほうが良いという情報も小耳に挟みましたが、とりあえず一式交換してみたところスムーズに動いてくれるのでこのままで良さそうです。
タイヤ
- タイヤ:SCHWALBE - ONE
サイドのタンカラーが見た目的にもガラッとイメージを変えてくれるお気に入りパーツなんですが、思わぬ産物で乗り心地もすごく良くなりました。転がり抵抗が少ないにもかかわらず、グリップ性やクッション性も高くなったように感じています。
YouTube動画
まとめ
どうしてもスーパーライトモデルが欲しくなって購入した「S6L-X ブラックラッカー」ですが、今回のカスタムで「S2E-X」に無事進化しました。
それと同時にクラシック&レーシーをコンセプトにしたカスタムもほぼ完成しました!
奥様と一緒にポタリングするのに、車体が軽く、操作が楽であることが必要であったためこのような仕様になっています。
しっかり目的を果たすことができる一台に仕上がったと自負しています。
あとは、奥様がポタのお誘いに乗ってくれることだけですかね(笑)
YouTubeの方もご視聴よろしくお願いします!