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BROMPTON S6L-Xという折りたたみ自転車

2021年8月9日

今春、BROMPTONに出会いほぼ衝動買いに近い形で迎え入れたM6R。

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しまなみ海道や野呂山ヒルクライムなどのポタリングや通勤に日々活躍してくれています。

M6RでBROMPTONにドハマりしてしまったようで、なんと2台目を迎え入れてしまいました。

今回は、その新たに仲間入りしたS6L-Xをご紹介します!

S6L-Xとは

以前のM6Rレビュー(上の記事カード)でも説明した型式ルールに従って言うと

S:Sハンドル(フラットバー)

6:6速(内装3段×外装2段)

L:リアキャリア無し

X:スーパーライト(チタン仕様)

という内容になります。

このモデルの最大の特徴は”-X”部分で、フロントフォークやリアフレーム、その他一部にチタンを使用したスーパーライトモデルになります。

そのおかげでS6L-Xの車重はなんと10.57kg

M6Rが12.37kgなので1.8kgも軽量なんですね。

1.8kg軽くしようとするとパーツ代だけでいくら掛かることやら・・・そう考えるとレギュラーモデルから約10万円アップというのは高いようで安いんです。

なぜS6L-Xを買ったのか?

通勤やポタリングするのにすごく楽な姿勢で乗れるMハンドル。

初めて乗った時に「こんな楽な姿勢で乗れるんだ!」と衝撃を受けてM6Rを購入したわけですが、ここぞ!という時に力が入れにくいんですよね。

楽な姿勢で乗れる = 状態が立っている

グリップが身体に近いハンドル形状になっているので、姿勢は楽であるもののハンドルをひきつけて力を入れるような状況(例えばヒルクライムなど)では、状態が立ってしまっているのでハンドルを引きつける力がほとんど働きません。

それが野呂山ヒルクライムで露呈してしまったわけです。

※「ヒルクライムなんてブロンプトンでやることじゃないだろ!」って当然すぎるご意見はご遠慮ください。

ヒルクライムは極端な例ですが、100km近く走るときもやっぱり力が入りにくい姿勢でずっとはしんどいんですよね。

ということで、走れば走るほどSハンドルへの憧れが強くなっていきました。

あと、スーパーライトモデル特有のフロントフォークとリアフレームのチタンカラー(チタン製です)の見た目がめちゃくちゃカッコいいんですよね。

もちろん、軽量化が輪行などにも大きなメリットがあるというのも理由です。

カスタム内容

S6L-Xは以前からやりたかったカスタムを盛り込んでみました。

ドライブトレイン

  • クランク:EASTON - EC90SL
  • チェーンリング:EASTON - EA90(50T)
  • ボトムブラケット:WHITE INDUSTRIES - MR30 BSA
  • チェーン:KMC - X9SL
  • ペダル:MKS SOLUTION Ezy Superior (OneSide)

やりたかったことの8割はここに詰まってます。

ブラックのチェーンリングにEASTONの白いロゴがシンプル且つインパクトのあるデザインに一目惚れしてしまいました。

当初はアルミクランクの予定だったんですが、チタンプトン(スーパーライトモデルの俗称w)にはやはりチタンかカーボンが合うだろうということで、カーボンモデルにしました。

とりあえずヤバいくらい映えてます!(クランク周りのみw)

タイヤ・ホイール

タイヤ:SCHWALBE - ONE (タンカラー)

CHPT3に標準装備されていたタンカラーのシュワルベワン。
ブロンプトンでは定番カスタムではあるんですが、定番になるのもうなずけるほど見た目が一気に変わります。

ちなみに、見た目だけでなく転がりや乗り心地も改善されるので本当にオススメのタイヤです!
ただ、1本が高いのでランニングコストは悪いです・・・

ハンドル周り

グリップ:ERGON - GP1

エルゴンのグリップはDAHON K3で使用しており、使い心地は重々承知しています。K3と同じGA3が欲しかったんですが購入当時の異常なまでの品薄だったのでGP1にしました。

太くなって見た目的にはイマイチですが、握り心地は抜群ですw

シート周り

サドル:TIOGA - UnderCover Stratum Ti

ブロンプトンと言えばBROOKSのレザーサドルが定番ですが、雨の日を避けたり定期的なメンテナンスが必要だったりと面倒くさがりの私には不向き。
それに重量もけっこうあるので、デザイン的にも私好みでレールにチタンを使っているこちらのシートにしました。

とりあえず座り心地は言うことなし、超快適です!
(BROOKS CAMBIUMも快適なので私のオケツは誰にでも合うのかもw)

他アクセサリ

ほかは、フェンダーレス(E仕様)にしました。

雨の中を走ると泥などは巻き上げてしまいますが、見た目(+軽さ)重視でフェンダーレスにすることにしました。

したがって、現在はS6L-XではなくS6E-Xというモデルが正しいですね。

軽量化

パーツを選ぶにあたって、やっぱり軽量化は意識してしまいました。

最軽量を目指しているわけでもないし、数値ばかりに目をやるとネジ1本から・・・となってしまいそうで。私自身、そこまでやりたいわけではないんですよね。

見た目重視で、軽量化は結果論ということです。

実際に走るときにはバッグ付けたりと、自転車単体より重たくなるのは間違いないのであまり気にしていません。それより自分自身の軽量化の方が重要ですからねw

でも、輪行などで自転車を持ち上げたときの軽さはビックリしますよ!

車に積み込むときなど、S6E-Xを持ち上げた後にM6Rを持つとあまりの重さに腰がピキーン!ってなるほどw

まとめ

S6L-Xの紹介という名の、S6E-Xのカスタム紹介でした!

ドライブトレインをまるっと交換しましたが、乗り味の変化については実は大きな差は感じていません。

もちろんカーボンクランクでBBも変わっているのでロスが少なくダイレクト感が増しているのはわかりますが、コスパを考えるとこれほど割に合わないものはないなとw

また、M6Rよりもチェーンリングは大きいものを選定しましたが、漕いでみるとS6L-Xの方が遥かに軽く感じます。

いやー自己満足の世界ですが恐ろしい沼に足を突っ込んでしまいました・・・

YouTubeの方もご視聴よろしくお願いします!

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