パックラフト

パックラフト始めました!アルパカを個人輸入した話

2021年8月19日

突然ですが、パックラフト始めます。

いや、始めました。

とある理由からパックラフトに興味を持ち、数年越しにとうとうパックラフトを購入しました。

Alpacka Rafthttps://www.alpackaraft.com/)というメーカーのもので、通称「アルパカ」と呼ばれる有名なパックラフト。

今回はこれを個人輸入でAlpacka Raftより直接購入しましたので、その購入から商品の到着までの流れをお話しします。

関税を含めても日本で購入するより安いことが多いのでぜひ個人輸入でパックラフトを始めてみましょう!

パックラフト

パックラフトって?

Packraftとは、Packing(荷造り)できるRaft(いかだ)です。

もっとわかりやすく言うと、「持ち運び可能な軽量ゴムボード」ですが言葉だとおもしろみが全然伝わらないのでこちらのYouTube動画をご覧ください。

私がやりたいそれとはちょっとズレますが、でも極端な例だとこんな感じです。

軽量なものだとパックラフト単体は2kgほどで、空気を抜けばコンパクトに折りたためるのが特徴です。

背負って運べるのでパックラフトとトレッキングを併せたり、パックラフトとサイクリングを併せたり、キャンプしたりといろんなアクティビティと掛け合わせることで楽しさを倍増させられます。

喫水(水面と船の底まで)が浅いので、ラフティングも楽しめます。

軽量・コンパクトな特徴を生かしてキャンプやトレッキングなど他のアクティビティと掛け合わせて楽しむことができるのがパックラフトの醍醐味!

ちなみに、同様に折りたためるパドルスポーツとしてはフォールディングカヤックというものがあります。

こちらは折りたたみ式のカヤックで、折りたたみ式と言ってもリジットタイプと遜色ない性能があります。

3人乗りがあったり海でも使えたりとすごく惹かれましたが、重量が20kg前後もあり軽々と持ち運べるものではなかったのでやめました。

なぜパックラフト?

数年前、私が初めてパックラフトという存在を知るきっかけとなったブログ記事がこちらです。

なんて楽しそうな遊びがあるんだと衝撃を受けたのを覚えています。

執筆されていたのはユーコンカワイさんという方。

この方の文章は本当にユーモアに溢れていて面白く、それでいて情景が浮かぶようなわかりやすいので好きなんですよね。パックラフトを調べる中でいろいろな紹介記事を拝見しましたが、圧倒的に心を惹きつけられました

記事を読んでいるだけでもう川に飛び込みたくなる衝動に駆られるほどw

ただ、当時は出張が多く夏に日本にいることさえほとんどなかったこともあって、パックラフトを迎え入れることはできませんでした。

なぜアルパカ?

アルパカラフト(英語名:Alpacka Raft)はパックラフト専門のメーカーで、アメリカのコロラド州でひとつずつ注文に応じて製作しています。

なぜアルパカにしたのかは特にこれといった理由はありません。

アルパカと言えばパックラフト界で知らない人はいないメーカーですが、他にもいくつかメーカーはあります。

海外メーカー

パックラフトは海外メーカーがほとんどです。個人輸入もできますが日本の代理店を通して購入することも可能です。※メーカー名の右( )内が国内代理店です。

個人輸入の支払いや購入後のサポートが不安な方は国内代理店から購入しましょう。

パックラフトメーカー(海外)

日本メーカー

日本メーカーとしていますが、日本で設計・製作しているわけではないようです。

パックラフトメーカー(国内)

当初、値段も手ごろなKOKOPELIのローグライトをモンベルより購入しようと考えていましたが、納期が6月中旬という回答だったのでやめて、どうせ納期がかかるなら後悔しないようにとアルパカにしたという経緯です。

購入記

どれにする?

アルパカで購入することは心に決めましたが、あとはどれにするかを決めなければいけません。

アルパカラフトには用途に応じてシリーズがいくつかあります。

リストアップして初めてこんなにシリーズがあるのを知りましたw

アルパカのシリーズ
  • Scout - 最小・最軽量
  • Classic - 定番・オールマイティー
  • Wolverine - ホワイトウォーター
  • Expedition - 川旅
  • Gnarwhal - バックカントリー・ホワイトウォーター
  • Caribou - バイクラフティング
  • Mule - 大容量
  • Explorer 42 - 1.5人乗り軽量ラフト
  • Ranger - バックカントリー・フィッシング
  • Forager - 2人乗りバックカントリー
  • Oryx - 2人乗りカヌー

どのシリーズにするかと問われたら、通常の用途であれば"Classic"一択だと思います。

Classicの中でもサイズが3種類あるので、サイズをどうするか?というのがポイントですね。

サイズ全長船室長 全幅 重量
Small (Alpaca)226mm109mm 95mm 2.51kg
Medium (Yak)234mm117mm 95mm 2.58kg
Large (Llama)241mm124mm 95mm 2.65kg

身長から選定するのであれば私(175cm)に適しているのはMediumサイズ

ただ、私がパックラフトを今回購入することに決めた最大の理由は

バイクラフティング

をすること。

バイクラフティングとは

パックラフトやカヌーなどに自転車を積んで川を下ること。

パックラフト初心者が何を言ってるの!?って思われる方もいるかと思いますが、目的がそうであっていきなりバイクラフティングをするってことではないですよ。

自転車で適当に走りながら良さそうな川があったら下って途中の河原でキャンプとかめちゃくちゃ憧れません?

できるできないは別にして、やってみたいという願望ですね。

それと、子どもも乗せて遊びたいのでLargeサイズにすることにしました。

注文

4月中旬にALPACKA RAFTで注文しました。

海外通販については下の記事を参考にしてみてください。

パドルも日本より安いので一緒に購入しました。

品目ドル円換算
パックラフト本体$875\99,431
パドル$189\21,477
送料$75\8,522
合計$1,139\129,430

購入時のレートで計算して約13万円という決してお安くないお値段でした。

※上記金額に関税・消費税は含めていません。

日本代理店で購入すると約17.6万円だったので、日本で購入するよりは税金含めても4万円弱は安いのでお得感は高いです。

ちなみに注文後に来たメールに記載されていたのは8月中旬出荷予定という内容・・・

愕然としてしまいましたが確かに公式サイトにも記載があり見落としていた私の完全なる落ち度。もう決済も終えていたので大人しく待つことにしました。

我慢できずにちょっと納短要請してみたりしましたが無理でしたw

もしかして納期早まったりしない?パックラフトやりたくてやりたくてたまらないんだ!

ごめんなーうちとこは手作りでやらせてもらってるから納期は変わらんのよ。その代わりええもん作るから待っといてな!

とうとう出荷

注文して約4ヶ月、8/10に「出荷したで!届くまでにマニュアルでも見て準備しときや!」というメールが来ました。

当初の予定では8/13以降順次出荷という予定だったので数日でも早まってくれたので、メール見てテンション爆上がりでした!そして、そこから到着までの数日間がとてつもなく長く感じましたw

ただ出荷してからの輸送は全く滞りなく進んだため、かなり早く到着しました。

"MADE IN USA"の星条旗ステッカーがイカしてる!!

個人輸入で一番気になるのは支払いと輸送だと思うので、今回の輸送の流れについて下記に残しておきます。

場所日時状況
Durango, CO, United States2021/08/09 18:16発地国センタースキャン
Commerce City, CO, United States2021/08/10 05:10施設を出発
Louisville, KY, United States2021/08/10 09:28施設に到着
Louisville, KY, United States2021/08/11 04:44施設を出発
Anchorage, AK, United States2021/08/11 07:25施設に到着
Anchorage, AK, United States2021/08/11 08:49施設を出発
Osaka, Japan2021/08/12 09:54施設に到着
Osaka, Japan2021/08/12 12:37空港上屋スキャン(輸入)
Osaka, Japan2021/08/12 12:55ウエアハウススキャン(在庫スキャン)
Osaka, Japan2021/08/12 18:00地元エージェントに引き渡し
Osaka, Japan2021/08/12 19:27施設を出発
2021/08/13 10:51配達完了

8/9に出荷されて8/12には大阪に到着、次の日には手元に届いているので4~5日で届いたことになります。

通関もスムーズでしたが、それ以外も相当円滑な輸送をしていただけたようでUPSとヤマト運輸の方には本当にお礼を言いたいです!

ちなみに前述のとおり、注文時の支払いには関税・消費税は含まれていません。

私の場合、関税と消費税を合わせて荷物受け取り時に7000円支払いました。

まとめ

ちょっと長くなりすぎたので、いったんこの辺で終わります。

パックラフト動画もYouTubeでアップロード予定です。

また、装備のことなども後日記事にしたいと考えていますので少々お待ちを!

価格について

当記事に記載の金額は2021年4月時点のものです。

この記事を執筆している2021年8月に価格を確認してみたところ値上がりしていました。

  • パックラフト本体:$875 → $900
  • パドル:$189 → $210

4ヶ月で約5,000円の値上がり。

これを安いとみるか高いとみるか・・・買いたい時が買い時ですよ!!

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