私は何台か折りたたみ自転車を持っています。
今回はその中で最初に購入した「DAHON K3」を購入した際のお話です。
K3の紹介動画はYouTubeにもアップロードしています。
実はこれがきっかけでチャンネル視聴者が増えたといっても過言ではない、転機となった動画です。そして、これを機にチャンネルのメインコンテンツが自転車に移行していきました。
この動画では、ただ無言で自転車を紹介しただけw
なぜこれが受けたのかはいまだにわかりませんが、このブログでは購入した経緯などをお話ししたいと思います。
K3を買ったわけ
2020年10月、沖縄旅行に行くことにしました。
沖縄本島から高速船で50分ほどの場所にある阿嘉島というところに行ったのですが、小さな島で観光であれば自動車なんて必要ありません。
徒歩のみでも良いのですが自転車があると便利。
レンタサイクルでもよかったんですが、せっかくなので自分の自転車を持っていくことにしました。
当時、折りたたみ自転車は持っていましたが10年以上前に購入した15kgオーバーのもので購入して数回しか折りたたんだことのない近場の移動手段としての自転車。
自転車を持っていくことに決めたものの、持っていく自転車がない状態w
旅行自体も突発的な計画だったので、自転車の購入にかける時間も全くありませんでした。
K3と他候補
ホームセンターなどで見かける折りたたみ自転車はだいたい15kg前後あります。
折りたたみする機構はありますが、それを持ち運ぶと考えたらさすがに無理があります。
実際に旅に持っていくことを想定すると
- 軽量(目安10kg)
- コンパクト(折りたたみ時)
- それなりに走れる
- できるだけ安価
この辺が条件となります。
ネットで調査した結果、候補として残ったのがこの2車種。
- Tern - Verge N8
- DAHON - K3
TernはDAHONの創業者の息子が2011年に立ち上げたメーカー。
そのTernのVerge N8は、日本人の体格に合わせて作られた日本向けモデルで、ヘッドチューブからドロップエンドまでの流れるような曲線が非常に美しい自転車です。
それに20×1.35というタイヤに外装8段という走りにこだわった仕様。
これで11kg、9万円程度なので売れるにきまってますよね。
DAHON K3は14インチタイヤに外装3段と、Verge N8と比較してしまうととても走りに期待できそうにはありませんでした。
金額もほぼ同等だったので、走りのVerge N8・軽量のK3というのが両者の印象でした。
いつもであればVerge N8を購入していたと思います。
ただ、今回は「輪行」ありきの折りたたみ自転車だったので軽量・コンパクトだったK3を購入することにしました。
DAHON K3とは
K3に乗って、輪行してみてのメリット・デメリットを書いてみます。
K3のメリット
とにかく軽い
7.8kgというずば抜けて軽いんですが、本当に持ち運びが楽で輪行が苦になりません。
片手で持ち上げられるので階段の上り下りも車への積み込みもラクラク。
とにかくコンパクト
折りたたむとかなりコンパクトになるので、電車輪行などで足元に置いておくこともできます。
(私は、バス輪行で座席に座った状態の膝の上に置いて移動したこともありますw)
新幹線などは最後尾のスペースが空いてなくても心配いりません。
意外に走る
K3なので走りを求めるのは諦めようと考えて購入しましたが、良い意味で心底裏切られました。
走りを諦めるどころかトップギアでしっかり踏み込めばかなりのスピードが出ますよ!14インチなので逆に危険なくらい。
K3のデメリット
段差や砂地に激弱
14インチという極小サイズなので普通のミニベロ以上に段差などの路面状況には気を付ける必要があります。
車道と歩道の段差はもちろんですが、砂が溜まったような場所でもすぐにタイヤを取られます。
K3を調べると、超小径ゆえの危険性についての情報を見かけます。
普通の自転車と同じように考えると危険なのは間違いありませんが、それなりに注意して走れば何ら問題ないので必要以上に気にする必要はないかと思います。ましてや、それが理由で他小径車を選ぶ必要は全くないと私は考えます。
K3に乗るようになって
気軽に乗れること、気軽に持ち運べることがこんなにも自転車の自由度を広げるとは本当に思いもしませんでした。
まさに自由の羽を手に入れた感じ!
以前乗っていた自転車は室内(2階書斎)保管をしていたのですが、乗るために2階から持って下りることが億劫で乗る機会すら減っていました。
フロントホイールも簡単に脱着はできるものの、それでも大きなサイズは車に収めるのも一苦労でしたし輪行なんてやろうとも思いませんでした。
K3に乗るようになってサイクルコンピューターからも解き放たれ、自分のペースで周りの景色を楽しみながら走ることができるようになりました。
サイコンがあるとそこに映る数値にばかり気を取られてしまっていたんですね。
「どうせK3なんだから・・・」
と、気楽な気持ちで走れるようになったので本当に走ってて楽しいなと感じます。
と言いながら、K3で四国一周チャレンジしたり、しまなみ海道往復200kmを走ったりと、かなり無理している気がするのは気のせいでしょうか?w
まとめ
DAHON K3をオススメするかと問われたら・・・
激しくおすすめします!
折りたたみ自転車が欲しい人にはこれ以上ないと言っても良いくらいおすすめの1台です。
輪行旅行も楽しいのはもちろん、自動車旅行でもK3を積み込んでおけば旅先が2倍楽しめること請け合いです!
ただし、速く走ることが目的の人にはオススメしません。
YouTubeの方もご視聴よろしくお願いします!