BROMPTON S2E-Xの紹介は先の記事の通り。
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今回は、新たに迎え入れたP Lineを紹介します。
P Lineとは
BROMPTONは2022からモデルの呼び方が大きく変わりました。
今までは「レギュラーモデル」と「スーパーライトモデル」という2本柱で、それぞれにその年ごとに決まったカラーコレクションがありました。
ブラックエディションと呼ばれる、ホイールやシートポスト、リアフレームなどがブラックアウト(ブラック塗装)されたカラーリングも存在します。
ちなみに、私の所有するM6Rはレギュラーモデルのフレイムラッカー・ブラックエディションになります。
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そして、2022年からはそれらの呼び名が変わりました。
2021年まで | 2022年から |
---|---|
レギュラーモデル | C Line |
スーパーライトモデル | P Line |
B75(日本未発売) | A Line(日本未発売) |
- | T Line(日本未発売) |
P Lineはかつてのスーパーライトモデルに該当します。
余談ですが、目玉としてはT Lineというメインフレームにチタン、フロントフォークにカーボンが採用された超軽量モデルが新たに加わったのですが、こちらのモデルは日本未発売となっています。
最軽量モデルで7.45kgという驚きのスペックですが、もっと驚きなのはその価格で£3,750から。(2022年8月の為替で約51万円)
一番売れると思われる4速モデルで約64万円という一見理解できない価格設定なんですが、使用されているパーツを考えると別に不思議ではなさそうです。
とは言え、日本に輸入されたことを想定すると70万円は超えそうな感じですね。
P Lineのスペック(変更点)
カラー
左:ストームグレー / 右:ミッドナイトブラック
P Lineのカラーはグレーとブラックの2色のみ。
どちらも艶ありで、ラメが入っていて光が当たると綺麗に輝きます。マットもカッコいいですがこれはこれでありですね。
リアホイールセット
P Lineの一番の特徴、外装4速化されたホイールセット。
スプロケは11-13-15-18Tの組み合わせです。ちなみにチェーンリングは50T。
フリーボディはP Line仕様ということで軽量・回転性の高くなっているようです。
インデックスシフターでサクサク切り替わるギアは本当に気持ち良いですよ!
サスペンションブロック
今までとは異なる形状となっており、他モデルのパーツの流用はできません。
リアキャリア
今までのキャリアとは全く異なり、丸パイプを組み合わせた構造になっています。
物を載せるためというよりは折りたたみ時の安定性を向上させるためのものといった感じがしますね。
以前より積載しにくくなってそうですが、積載はできるのであれば安心です。
サドル
サドルはかなりスタイリッシュなデザインになっています。
ペンタクリップも大きく変わっており、サドルレールが楕円形にも対応しているためカーボンサドルなどに交換することもできます。
クランプ
アルミのブラックアウトされたクランプになりました。
フレームのヒンジクランプだけではなく、シートクランプもカッコいい形状になりました!
(納車直後に落としてガリガリにしてしまいましたが・・・)
なぜP Lineを購入したの?
P Line紹介動画でも述べているんですが、当初S6L-Xを外装4速化する予定でした。
見積りももらってスタートしてもらおうと腹を括ったと同じタイミングでP Lineの発表。もちろん間髪入れずに注文しました。
外装4速化は結構カスタム費用が掛かるんですよね。(選定パーツにもよりますが15万円くらい)
とは言え増車に比べたらはるかに安上がりなんですが、純正で外装4速という私にとっては待ち望んだ仕様だったので迷いはありませんでした。
ちなみに、S6E-Xの2速化(S2E-X化)もその時に決意しました。
P Lineを私が乗って、嫁様にS6E-Xを乗ってもらうと想定し、内外装組み合わせで6速というシフトのややこしさはネックだったので軽さにも貢献できる2速化をしようと。
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結果的にM6R / S2E-X / P LineというBROMPTON 3種類となりました。
YouTube
まとめ
P Lineに乗ってやはり一番実感するのがシフト操作ですね。
4速なので6速に比べるとギア比の幅は小さくなってしまいますが、左の指一本で4速を切り替えられるのは本当に楽です。
ここだけの正直な話をすると、あまりの楽さにブロンプトンに乗っている感じがありません。
インデックスシフターで小気味良く切り替わるギアは本当に気持ちよく走れるんですが、悪い言い方をすれば「面白味が無くなった」という表現もできるかなと感じました。
こういう言い方をすると「P Lineってブロンプトンじゃないよな」とか「P Lineはオススメできないんですか?」と捉えられそうな気もしますが、全くそんなことはありませんので。
楽しく走れるブロンプトンですし、予算が許すなら一番に勧めたいモデルですよ!
YouTubeの方もご視聴よろしくお願いします!