去年の子どもの誕生日にヨツバサイクルのバイクをプレゼントしました。
私に似て雑な性格なので、決して綺麗とは言えない状態ですがいつも自転車に乗って遊びに行っています。
自分が乗る自転車じゃないのでタイヤのエアチェックを忘れることが多々あり、たまに見るとスカスカの状態で乗っていたりしますw
おかげで、タイヤの内部でチューブがズレてしまってリムの穴からバルブが斜めに出てくる始末です。
チューブを外さないと正しい位置に戻せないのですが、せっかくタイヤを外すので扱いやすい英式チューブに交換することにしました。
ヨツバサイクルは米式バルブ
ヨツバサイクルの自転車のチューブは米式が採用されています。
クッション性や定速での安定性を高めるほか、オフロード走行もできるようにというヨツバサイクルのコンセプトから太めのタイヤを採用しているためです。(MTB用は米式が多い)
今まではブロンプトンがあったので米式のアダプタを付けたフロアポンプを使用していました。
ただ、先日ブロンプトンを2台とも仏式化してしまったため、これのためだけに米式アダプタに付け替えるのが面倒!
ということで、子どもの自転車は英式に替えるにしました。
英式の太いチューブ
元のチューブは2.125サイズ。
普通は1.5-1.75くらいなので1.5倍ほど太いタイヤですね。
私はAmazonでシンコーのチューブ(2本組)を購入しました。
1500円ほどと通常サイズよりちょっと高いくらいですが、これで手間が減ることを思えば激安と言っても良いですね。
チューブ交換
ホイールの外し方
まずは上の写真のように自転車を完全にひっくり返します。
ハンドルとサドルを地面に付けるので傷防止で段ボールなどを敷いておいた方が良いです。
まずは簡単なフロント。
両方のナットを緩めるだけです。
上の写真のとおり、ナットを完全に取り外さなくてもフロントフォークから外すことが可能です。
ホイールを取る前にタイヤの空気を抜いておく必要があります。
リアは少々厄介。
まず、この金属部品を緩めておきます。
この部品はチェーンのテンション(張り)を調整している部品でこれが締まった状態だとナットを緩めてもホイールが外れてくれません。
左右同じ部品が取り付けてあるのですが、緩めるときに何回転させたか覚えておくと戻すときに楽かもしれません。
スタンドを付けている人はスタンドも外す必要がありますよ。
チューブの外し方
タイヤレバーをリムとタイヤの間に挿入して、テコの原理でタイヤをリムから外します。
タイヤレバーは挿入した側と反対に引っ掛けられる形状になっているので、タイヤを引っ掛けた状態でタイヤレバーをリムに引っ掛けておきます。
その状態で、もう1本のタイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込んで横にスライドさせていきます。
むちゃくちゃ硬いタイヤもありますが、これはそんなに力はいりませんでした。
タイヤがリムから外れたらチューブを引っ張り出します。
最後にバルブをリムの穴から押し出してチューブを完全に取り外します。
バルブを上(内側)から押すと簡単に外れますよ。
新しいチューブの入れ方
新品のチューブはエアが入ってないのでヘロヘロです。
このままではバルブが入らないので、いったんバルブに取り付けてあるナットや虫ゴムなど全て取り外します。
そして、バルブをリム穴に挿入したら軽くエアを入れてやります。
ヘロヘロだとタイヤの中にチューブを入れにくいのでエアを入れてやるんですね。
この状態でタイヤの中にチューブを押し込んでいきます。
チューブがタイヤの中に完全に入ったら、タイヤをリムの内側に戻していきます。
外すときはタイヤレバーを使用しましたが、戻すときは工具は必要ありません。力でギュッギュッと戻していくのみ!
その後、タイヤをギュっと握ってチューブがはみ出していないことを確認します。
上のようにした時にチューブが見えなければOKです。
ホイールを装着
ホイールの外し方の逆手順で装着します。
特に難しい作業は無いんですが、チェーンアジャスターの調整だけが少しわかりにくいかと思います。
緩めた分だけ戻せば良いだけですが、わからない場合はチェーンを張った状態でチェーン中心付近(上写真の指先あたり)を持ち上げてみて3cmくらい上下に動く程度を目安に調整してみてください。
リアタイヤを空転させたときにホイールが振れないよう左右の調整を行ってください。
調整ができたら固定ナットを締めて、エアを入れます。
エアを入れた状態でバルブの抜け防止ナットを締めておきます。工具は絶対に使わず指の力で締めてくださいね。
完成
最後に、下の2点を確認して問題なければ完成です!
- ホイールを空転させてタイヤやリムの振れがないこと。
- ホイールを空転させてもすぐに回転が止まらないこと。
タイヤに振れがある場合は、タイヤにチューブを挟んでいる可能性があります。一度エアを抜いてチューブ位置を確認してください。
リムに振れがある場合は、チェーンアジャスターの左右のバランスが悪い可能性があります。
すぐ回転が止まる場合は、チェーンを張り過ぎているか、固定ナットを締め過ぎている可能性があります。
まとめ
難しいとしたらチェーンテンションの調整くらいですが、不安だったらショップに依頼してもらうのが一番です。
英式になるとホームセンターでも売っている洗濯バサミのようなヘッドが付いたフロアポンプが使えるようになりますので、子どもでも自分でエアを入れることもできます。
自分の自転車くらい自分で管理しないといけませんよね!
YouTubeの方もご視聴よろしくお願いします!